ホームメンタルアシュワガンダ

アシュワガンダはストレスや不安のケアに役立つ?研究4件からわかること

アシュワガンダ ・ ashwagandha ・ 最終更新:

hintl編集部 / こころ研究室

メンタルジャンル担当・研究整理

このサイトはアフィリエイト広告を含む場合があります。|最終更新日: |免責事項を見る

結論から言うと?

88/100

確信度: 高

ストレスについては、ヒトを対象とした研究で、良い方向の報告が複数あります。

hintl のエビデンススコアは88/100(研究4件、確信度高)。

スコアは公開研究の数・質・一貫性だけから機械的に算出しています。広告や報酬は算出に影響しません。算出方法・このスコアを埋め込む

どんな人が対象の研究?

これまでの研究は、主に次のような人を対象にしています。

  • 慢性的なストレスを抱える成人
  • 軽度から中等度のストレス・不安症状がある健康な成人
  • 25-48歳の参加者

読むときに気をつけることは?

  • サプリメントは医薬品ではありません。持病のある方・妊娠中の方・服用中の薬がある方は、医師や薬剤師にご相談ください。

この記事の要点

  • ストレスに対して良い影響を与えるという報告があります。
  • エビデンススコアは88で、信頼性は高いとされています。
  • 日々のストレスや不安を感じている人に関係する情報です。

アシュワガンダとは、植物の根や葉から抽出される成分です。

一般的には、ストレスの管理などの文脈で摂取されることがあります。

研究の結果として、アシュワガンダの摂取がストレスに対して良い影響を与える可能性が示唆されています。4件の研究に基づくと、その信頼性は高いと報告されています。

一つの大きな研究では、(複数の研究結果をまとめて解析し、全体の傾向を探る手法)という方法で、たくさんのデータが確認されました。この分析には1002名もの参加者が含まれており、25歳から48歳の人々を対象としています。つまり、多くの人のデータを統合して調べた結果、ストレスや不安の管理において有益な効果があることが示されています。

また、系統的レビュー(特定のテーマについて、過去の信頼できる研究を集めてまとめる手法)という形でも報告が残っています。これによると、動物やヒトを対象とした調査において、抗ストレス作用や抗不安作用といった働きがあることが指摘されていました。つまり、ストレスだけでなく不安にも関わる性質を持っている可能性があるという見解です。

アシュワガンダの影響を詳しく調べるために、いくつかの研究では(参加者をランダムに分けて効果を比べる、信頼性の高い研究方法)が行われています。つまり、偶然による偏りが出ないように工夫された実験です。

例えば、慢性的なストレスを感じている64名が参加した小規模な研究があります。この研究では、(有効成分を含まない偽薬のこと)を用いた比較が行われました。具体的には、300mgの抽出物を1日2回、60日間継続して摂取する形で検証されています。その結果、ストレスを評価するためのさまざまな指標において、スコアが減少したという報告がありました。

また、50名が参加した別の研究でも同様のプロセスで調査が行われています。こちらの対象者は、軽度から中等度のストレスや不安を感じている健康な成人の方々です。この研究も60日間の継続を条件としており、多くの参加者が摂取を進めた結果、いくつかの数値に変化が見られました。

研究では、心身の状態を測るためにさまざまな指標が用いられています。50名が参加した小規模な研究では、PSS(ストレスを感じている度合いを測る尺度)などのスコアに改善が見られたことが示されています。 つまり、主観的なストレス感や不安の度合いに変化があったというデータです。

あわせて、GAD-7(不安の程度を評価するための質問票のひとつ)という指標や、QOL(生活の質、つまり日々の暮らしの充実度のこと)についても研究が行われました。これらにおいても、プラセボを摂取したグループと比較して、数値に改善が見られたという結果が報告されています。

ただ、これらの結果はあくまでも特定の条件下で行われたものです。人数が数十人規模の研究もあり、すべての人に対して同じように作用するかどうかについては、まだ検討の余地があるといえます。

研究デザイン対象者数期間主な結果
Indian journal of psychological medicine(2012・PMID:23439798)ランダム化比較試験(RCT)64名60日間良い影響が報告された
Current neuropharmacology(2021・PMID:34254920)システマティック・レビュー不明不明良い影響が報告された
Medicine(2023・PMID:37832082)ランダム化比較試験(RCT)50名60日間良い影響が報告された
Phytotherapy research : PTR(2022・PMID:36017529)メタ分析1002名不明良い影響が報告された

どんな人を対象にした研究?

研究の対象には、25-48歳の参加者1002名、慢性的なストレスを抱える成人64名、および軽度から中等度のストレス・不安症状がある健康な成人50名が含まれています。

これらの研究は、特定の年齢層や、何らかのストレスに関連する状態にある人々を対象として行われています。

注意点・限界

今回の情報は4件の研究に基づいています。

研究のデザインには、ランダム化比較試験(RCT)のほかに、系統的レビューやメタ分析が含まれています。

また、動物を用いた研究の結果も報告されているため、ヒトへの影響を検討する際には、その段階の違いを考慮する必要があります。

アシュワガンダはストレスに対してどのような影響があると考えられていますか?

アシュワガンダはストレスに良い影響があるという研究が報告されています。この点に関して、研究4件に基づいた高い信頼性が示されています。

アシュワガンダを摂取した期間はどの程度ですか?

研究では、60日間継続して摂取する事例があります。摂取期間は60日間です。

アシュワガンダの研究にはどのような年齢層が含まれますか?

25-48歳の参加者を対象とした研究報告があります。対象者は1002名です。

アシュワガンダはストレスや不安に関連して、良い影響を与える可能性があるという研究が複数あります。エビデンススコアは88と高く、信頼性は高い部類に入るとされています。ただし、今回挙げたのは4件の研究に基づくものであり、すべての人に当てはまるわけではない点には注意が必要です。

自分自身の心の状態を把握するために、セルフチェック診断も活用してみてください。

参考文献

このページの評価は、以下の査読付き研究にもとづいています(4件)。各リンクは一次情報(PubMed / DOI)に直接つながります。

  1. A standardized Ashwagandha root extract alleviates stress, anxiety, and improves quality of life in healthy adults by modulating stress hormones: Results from a randomized, double-blind, placebo-controlled study. — Medicine, 2023
  2. Does Ashwagandha supplementation have a beneficial effect on the management of anxiety and stress? A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. — Phytotherapy research : PTR, 2022
  3. Effects of Withania somnifera (Ashwagandha) on Stress and the Stress- Related Neuropsychiatric Disorders Anxiety, Depression, and Insomnia. — Current neuropharmacology, 2021
  4. A prospective, randomized double-blind, placebo-controlled study of safety and efficacy of a high-concentration full-spectrum extract of ashwagandha root in reducing stress and anxiety in adults. — Indian journal of psychological medicine, 2012

商品を探す(参考)

hintl はこの成分の商品を掲載していません。市場で探す場合の入口です。効果を保証するものではありません。

商品掲載は成分・習慣ごとの少数枠制です(空き枠あり)。掲載をご検討の企業様へ →

アシュワガンダはストレスにどう影響する?

有望

88/100

確信度: 高

要点で見る

アシュワガンダはストレスに良い影響があるという研究が報告されています(研究4件、信頼性は高い)。

  • ヒトを対象とした研究 4件(参加者数が記録された3件で合計 1,116人/レビュー・メタ分析など1件は個別の対象人数を集計していません)
  • 対象: 慢性的なストレスを抱える成人、軽度から中等度のストレス・不安症状がある健康な成人 など
  • 研究間で結果の方向はおおむね一致しています
研究数
4件
RCT
2件
参加者合計
1,116人
スコア 88 の内訳を見る
研究デザイン基礎点
メタ分析・系統的レビューあり
+40/40
RCT加点
RCT 2件
+10/15
研究数加点
研究4件
+8/10
参加者数加点
合計1,116人
+20/20
一貫性加点
ヒト研究の結果が一致
+10/10

算出方法の詳細

研究一覧(4件)を見る

メンタルのセルフチェック(無料・1分)

いくつかの質問に答えると、あなたのタイプと、関連する研究報告のある成分・習慣を確認できます。

診断してみる

関連する成分・習慣

関連するお悩みガイド

このジャンルの意外な評価

裏付けが特に強い

あなたに関係するのはどれ?無料診断

この記事をシェア:

hintl編集部 / こころ研究室

メンタルジャンル担当・研究整理

公開されている研究を継続的にチェックし、専門用語をかみ砕いて読みやすい形に整理しています。「効果がある」という断定ではなく、研究の傾向として届けるのが方針です。

本記事は公開研究をもとに編集システムが作成し、編集責任者(平田拓也・合同会社AJARA代表)が管理しています。

編集方針を見る